あなたがたの敵を愛せよ [つれづれ]
しかし,わたしはあなたがたに言います。
自分の敵を愛し,迫害する者のために
祈りなさい。
(マタイの福音書 第5章 第44節)
もうすぐ12月25日。
私たちの主,イエス・キリストの誕生日をお祝いできますことを
心から感謝いたします。
さて,先日から,「従うのが最も難しいみことば」について
思いを巡らせています。
冒頭に挙げた「敵を愛しなさい」も,そのひとつ。
信仰を回復するずっと以前の,子どもの時から
このみことばに接しておりましたが,
どうにも腑に落ちません。
どう悩んでも,最後にたどりつくのは
愛せないから敵なのに…でした。
しかし,このままでは,それ以上先に進めません。
かといって,愛した「ふり」をしたのでは,うそをつくことになります。
そのような中でも,祈りをささげた結果
「敵を愛せるのは,神様だけ」 と
やっと気づきました。
また,たとい私が預言の賜物を持っており,またあらゆる奥義と
あらゆる知識とに通じ,また,山を動かすほどの完全な信仰を
持っていても,愛がないなら,何の値うちもありません。
(コリント人への手紙第1 13:2)
私たちを迫害する者は,おそらく「本当の愛」を知らないのでしょう。
たとえ,お金持ちで,美しくて,家族や友人に恵まれ,
はた目には幸福そのものに見える人でも,
むしろ,そういう人だからこそ,
愛の不在には敏感になっているはずです。
私たちは,罪だらけで,不幸な存在でしたが,
信仰を回復し,神に愛され,罪を許され,ともに生きられることを
何よりの喜びとしています。
私たちが持っている「本当の愛」「本当の幸福」を
今は持たざる者,すなわち私たちを憎む者にも
天のお父様,どうぞ分けてあげてください。
神様,このように,いつでも祈れる者になれますように。
正直に申しますと,仕事のあまりの忙しさで,
自分を見失いがちになり,
敵ばかりか,「友」であっても,愛することが辛く
感じることもあります。
しかし,そのような,己の弱さを正直に見つめ
許しを請うことが,クリスチャンには必要なのです。
信仰生活に「王道」「近道」はありません。
自分を振り返り,悩み,苦しみながらも,
いつでも祈り,神に答えを求めること・・・
イエス様は,弱さを自覚している(=謙虚である)私たちを
愛してくださる方です。
これからもずっと,主とともに,みことばとともに歩んでまいります。
すべて,疲れた人,重荷を負っている人は
わたしのところに来なさい。
わたしがあなたがたを休ませてあげます。
(マタイの福音書 第11章 第28節)
2014年(平成26年)笠間キリスト福音教会のクリスマス
12月24日(水) 午後7時~9時は
「クリスマスイブ・キャンドルサービス」を実施します。
さわやかで楽しいクリスマスタイムを笠間教会でどうぞ
なつかしい「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」などの
クリスマス讃美歌を, ご一緒に歌いましょう
そして,良い想い出をつくりましょう
(入場無料:出入り自由となっています)
・クリスマスメッセージ
・笠間教会の聖歌グループ
・ティータイム
それでは,本日はここまでといたします。また次回お目にかかれますように。
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笠間キリスト福音教会
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茨城県笠間市笠間1742-13
【電話番号・ファックス】0296-72-0837
【牧師】霜田 實(しもた みのる)先生
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